30代も半ばに差し掛かり、これまでと同じスキンケアでは何だか物足りなさを感じたり、ふとした瞬間に肌の調子が揺らぎやすくなったと感じることはありませんか? 私自身、季節の変わり目になると特に肌が敏感に傾き、いつもの化粧水がピリッと感じることもしばしば。そんな大人の肌の悩みに、そっと寄り添ってくれるようなスキンケアに出会いました。それが「ヘパトリート」の薬用保湿化粧水と乳液です。

各1,980 円
まるで水のようなのに、深く満たされる化粧水

まず手に取って驚いたのが、化粧水のそのみずみずしいテクスチャー。本当にサラッとしていて、まるで水のようです。正直、「これで本当に潤うのかな?」と少し思ったほど。しかし、肌にのせるとすーっと馴染んで、あっという間に角層に浸透していく感覚がわかります。重ね付けしてもベタつくことなく、肌の内側からしっとりと満たされていくような使い心地がたまりません。
この化粧水には、保水有効成分として知られる「ヘパリン類似物質」と、肌あれを防ぐ「グリチルリチン酸ジカリウム」という2つの有効成分が配合されています。さらに、肌のバリア機能をサポートしてくれるセラミドやアミノ酸も含まれているとのこと。成分だけ見るととても頼もしいのに、使い心地はあくまで軽やか。このバランス感覚が絶妙です。朝のメイク前でも邪魔をせず、夜はたっぷりと重ね付けして、肌をじっくりといたわる時間を作っています。
軽やかなヴェールで潤いを守り抜く乳液

化粧水で満たした肌を、さらに上質な潤いで包み込んでくれるのが、こちらの乳液です。乳液というと少し重たいイメージがありましたが、ヘパトリートの乳液は肌なじみが良く、みずみずしさが続きます。伸びが良いので少量で顔全体に行き渡り、すっと肌に溶け込むよう。
それでいて、保湿力は確か。植物スクワランやシアバターが配合されているおかげか、肌表面に一枚、軽やかな潤いのヴェールをまとったような感覚になります。ベタつきはないのに、しっとりしなやかな肌触りが長時間続くので、乾燥が気になる時期には特に心強い存在です。化粧水とセットで使うことで、与えた潤いをしっかりと肌に閉じ込め、健やかな状態を保ってくれる。そんな手応えを感じさせてくれます。
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無香料・無着色をはじめ、肌への負担を考えた低刺激処方という点も、肌が揺らぎがちな私たち世代には嬉しいポイントです。派手さはないけれど、肌の土台をしっかりと整え、本来のすこやかな状態へと導いてくれる。そんな実直さと誠実さが感じられる「ヘパトリート」。スキンケアの基本に立ち返り、自分の肌とじっくり向き合いたい。そう考える方に、ぜひ一度試してみてほしい逸品です。